ホームページ制作実績WORKS

導入事例CASE STUDY

SEOの効果を維持しながら、
スマートデバイス対応へフルリニューアルホームページリニューアルが自社改革の1ツールに

株式会社アイディーエス 様 コーポレートサイト

コーポレートサイト

株式会社アイディーエス 様 ブランドサイト

ブランドサイト

株式会社アイディーエス 様

関東・東北を拠点とし、Web ERP GRANDITや自社製ソリューションであるリベルテ・クラージュ(貸付金管理システム・借入金管理システム)などを中心に展開されているシステム開発会社様です。
2007年以来8年ぶりとなるホームページのフルリニューアルを再びタロウズへご依頼いただきました。
WEB活用のスタート地点となった前回リニューアルと比べて「自社製ソリューションのブランド化」や「モバイルフレンドリー」といった1歩踏み込んだ課題をもとに進んだ今回のリニューアルプロジェクト。
8年が経過して大きく変化した自社環境を見つめ直し、プロジェクトの方向性を形作り、掲載内容の棚卸しや社内共有に取り組んだメンバーの皆様にじっくりとお話を伺ってきました。

取締役 小林 正尚 様
ERP事業部 営業部長 星野 博 様
ソリューション事業部 ソリューション部長
千葉 浩 様

株式会社アイディーエス 様 コーポレートサイト

株式会社アイディーエス 様 ブランドサイト

順調だったせいで8年のブランクが空くことに

千葉部長前回リニューアルの後、おかげさまでホームページからの問い合わせ件数・受注実績は順調に推移しており、継続的に一定の効果をあげてきました。
そこに安心していたわけではないのですが、結果的にはかなり長期間にわたって現状維持に近い取り組みしかできていませんでした。
一方、会社を取り巻く環境や事業の方向性、そしてWEB活用における技術的環境も大きく変化を遂げています。本来であれば、期間を区切って定期的に全体を俯瞰した見直しをするべきだったわけですが、その機会を長らく放置していたというわけです。

一方、当社としてさらなる成長に向けて経営基盤を見直すタイミングを迎えていました。事務所の移転といった長年の課題であった大きな施策の実行を決断するなど、守りではなく攻めの経営へとアクセルを強化する中、ホームページの見直しも大きな経営課題として上がったわけです。

明確な課題を掲げたリニューアル方針

小林様実はかねてより社内でホームページの見直しの必要性は認識されていました。

  • デザイン的な古さ
  • 更新に伴う雑然とした情報レイアウト
  • 会社の現状と掲載コンテンツの乖離
  • スマートデバイスへの対応
  • プロモーションの自由度の低さ

個々の担当者あるいは部署ではそれぞれに関連した課題を認識していたものの、全社一体となって取り組む機会がなかったために放置されていたのです。
そこで、まず「ホームペ-ジのリニューアル」を経営方針に基づく決定事項としました。その上で、このリニューアルの機会を活用して、全社の各部門が最大限に効果を追求するよう指示しました。
そしてリニューアルプロジェクトをお任せする制作会社としては、前回リニューアルで絶大な効果を生み出してくれたタロウズさんへ再度提案を依頼し、具体的な内容を検討することとなりました。

現状資産の有効活用は必須の要件

千葉部長さまざまな課題を抱えていたものの、「ホームページを営業窓口として活用する」というもっとも重要な役割においては従来のホームページで一定の効果が得られていました。そうなると、リニューアルの前提条件としては「現状資産の有効活用」が絶対条件となります。具体的には、極めて良好な状況にあるSEOの効果を確実に継承しなくてはなりません。主要キーワードでほぼ独占的に上位表示されている状況への影響を最小限にしながら、フルリニューアルによりさらに効果を高めて欲しいというのが当社の要望だったわけです。

もう1つの要件がソリューション部門のコンテンツをブランドサイト化することです。自社ソリューションとしてコーポレートサイトからは独立した構成とし、プロモーションや更新などをフレキシブルに行えるようにする狙いがあります。

これらを総合すると、SEO資産は継承しつつ、コーポレートサイト/ブランドサイトと2つのサイトへと拡張・分離し、かつデザイン・コンテンツを一新する、ということになります。

要望を満たす提案

千葉部長前回リニューアル以来約10年、頼りになるビジネスパートナーとして当社のウェブプロモーションを支援してくれているタロウズさんからは、さすがにツボをおさえた、的確な内容の提案をいただきました。 SEOの継承については「リノベーションのように、屋台骨はしっかり維持した上で装いだけを一新する手法を使い、ほぼ100%継承できます」との提案があり、技術面でまず安心することができました。

レスポンシブウェブデザインを採用

千葉部長当社でもっともホームページの集客効果を得られているのはソリューション部門です。エンドユーザー様案件が充実してきた昨今では、販社拡大が営業面の強化ポイントでした。エンドユーザー様なら自席のPCでの閲覧が想定されますが、販社さんに商談の場で当社ソリューションを紹介してもらうシーンを想定した場合、近年ではタブレット利用を考慮せざるを得ません。 スマートフォンを含めたスマートデバイス対応は、ホームページリニューアルにおける非常に大きな期待事項だったのです。

このリクエストに対するタロウズさんからの提案がレスポンシブウェブデザインでした。スマートデバイス向けにカスタマイズしたウェブサイトを別途作成することしか頭になかった私たちからは、予算面でも技術面でも非常に魅力的な提案だったのです。

小林様実はレスポンシブウェブデザインを採用したフルリニューアルは会社として想定していた予算額を越えてしまい、タロウズさんからは予算を考慮した上で、1サイトのみレスポンシブするなどの複数のプランの提示がありました。我々に検討する材料を与えてくれたことが助かりました。

結局、社内で検討した結果、投資をする以上は最大効果を求めるべきとの結論になり、予算を増額してレスポンシブウェブデザインをフル採用することにしました。

自社の強みを見つめ直す良い機会に

星野部長今回のリニューアルは単に見た目が新しくなっただけではありません。 掲載内容を検討するプロセスの中で、改めて自社の現状や将来の方向性、強みやアピールポイントを見直し、自社の棚卸しを全員でやれたことも大きな効果と考えています。

見直しのプロセスで感じたことはまず当事者意識が薄かったという反省。自分が担当することになって初めて、いろいろなことに気づきました。ERP事業部として必要なコンテンツを決定し、各メンバーで役割分担して準備を進めました。進めるうちにより良いものにしたいとだんだんと欲が出てきて、その結果、ユーザー事例とクラウド事例の2本立てで充実した内容にすることができました。

目的・考え方が大事

星野部長この一連の作業の中で強く意識したことは、アピールする対象は誰かということです。誰にホームページを見て欲しいのか。その人はどんな意識で当社のホームページを見るのか。そこをはっきりしないとしっかりと特長が打ち出せないと思います。
従来、各員がなんとなくイメージしていたものを明確にアウトプットし、共有できたことで今後の営業活動にも好影響が出るものと期待しています。

早速変化が現れたスマートデバイス対策

千葉部長まだリニューアルから日が浅いのですが、スマートデバイス経由のアクセスは約10%→20%へと目に見えてアップしました。特にソリューション部門で狙っていたタブレットのアクセスはスマートデバイス全体の1/4を占めています。
それだけではなく平均ページ滞在時間、直帰率といった各数値も軒並み改善しており、良いスタートが切れたと感じています。

一方でタロウズさんからはここからがスタートだと言われています。8年前のリニューアルの時もそうだったのですが、リニューアル後の定期的な見直し、適切な運用・更新は非常に重要なポイントだと考えています。それを怠ると、また今回のような状況を招くことになります。同じ轍を踏まないためにも、そしてホームページの活用を最大限にするためにも、しっかりと体制を作って取り組んでいくつもりです。

星野部長タロウズさんにはさらに実力のある会社へとどんどん成長することを期待しています。そして当社のウェブプロモーションを的確に導いていただきたいですね。
今後も的確な分析や有効な提案など、総合的なコンサルティングを期待しているので、よろしくお願いします。

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